Spotlight概念:アクセサリ配置

この概要では、アクセサリの機能が理解できるように、アクセサリのSpotlightでの動作について説明します。さらに詳しい情報が提供されている場所も示します。

アクセサリを照明器具に追加する

アクセサリシンボルを照明器具シンボルに連結すると、器具の吊り元や照明の動作を変更できます。

照明器具は、単一のセルであるかマルチセルであるかに関わらず、異なる複数の場所にアクセサリを持つことができます。また、同じ位置に複数のアクセサリ(よくあるのはレンズ)を配置することもできます。

2D/平面

LightingDesign203841.png

アクセサリを連結する

アクセサリを照明器具に追加するには、次の2通りの方法があります。

アクセサリ配置ツールで、アクセサリを既存の照明器具に挿入します。このツールには、状況に応じて異なる複数の機能があります。図面領域では、アクセサリをデフォルトの位置に配置します。アクセサリ編集モードでは、カスタム配置も行えます。単一の照明器具上のすべてのアクセサリを修正したり、複数の器具上の同じアクセサリを修正したりするには、この特別編集モードを使用します。詳細は、アクセサリ編集モードを参照してください。

カスタム照明器具シンボルを作成するような熟練したユーザーは、アクセサリを直接シンボル定義に追加できます。これにより、照明器具をすでに連結されているアクセサリと一緒に挿入することができます。詳細は、ワークフロー:照明器具のシンボル定義を作成するを参照してください。

追加されたアクセサリは、照明器具の形状の一部になります。器具を移動してフォーカスすると、そのアクセサリも一緒に移動および回転します。

デフォルトのアクセサリ位置

各アクセサリは、レンズ、本体、ヨーク、基部などの照明器具の一部分に割り当てられます。これにより、アクセサリのデフォルト位置が次のように決まります。

レンズアクセサリは、2Dビューと3Dビューで器具の前面に連結されます。

本体アクセサリは、2Dビューでは器具の中央(前面と背面の間の3分の1の場所)に連結されます。3Dビューでは、回転の中心で連結されます。

ヨークアクセサリは、2Dビューでは器具の挿入点で連結されます。3Dビューでは、回転の中心で連結されます。

基部アクセサリは、2Dビューと3Dビューで器具の基部に連結され、その挿入点が変更されます。詳細は基部アクセサリを連結するを参照してください。

Spotlightライブラリ内のアクセサリシンボルには、すでに正しい部分との関連付けがあります。熟練したユーザーは、必要なアクセサリが使用できない場合は、カスタムアクセサリシンボル定義を作成し、それをPartsレコードに連結させて、正しい部品を定義することができます。詳細は、ワークフロー:アクセサリシンボル定義を作成するを参照してください。

基部アクセサリを連結する

照明器具にクランプ(または任意の基部アクセサリ)を連結すると、器具の挿入点が基部に対応して自動的に調整されます。これにより、照明器具を正しく自動位置決めし(Spotlight設定:荷重とリギングペインで自動位置決めが有効になっている場合)、Braceworksでの構造計算に含めることが可能になります。基部アクセサリが複数ある場合は、前後関係で最後のアクセサリにより照明器具の挿入点が設定されます。

クランプのシンボル定義を作成しようとしているか、またはクランプを照明器具のシンボル定義に直接追加しようとしている場合は、Partsレコードをシンボル定義に連結して、クランプをBase部品として定義します。Partsレコードをアクセサリに連結するを参照してください。

アクセサリのパラメータを設定する

各アクセサリは、オブジェクト情報パレット、Lighting Deviceダイアログボックス、およびパッチダイアログボックスに表示されるインデックス番号を持ちます。インデックス番号は、前後関係によって決まります。インデックス番号1のアクセサリは、デフォルトの前後関係内で最初に作成されたアクセサリ、またはカスタム前後関係内で最も「背面」にあるアクセサリです。

 

アクセサリは、インデックス番号やシンボル名で識別されます。

アクセサリには、関連付けられている照明器具と同じパラメータが多数あります。照明器具により制御されるアクセサリパラメータもあれば、独立して設定できるアクセサリパラメータもあります。Spotlight設定:Lighting Device:パラメータペインにあるLighting Deviceのパラメータリストは、どのパラメータがアクセサリ専用に設定できるかを示します。

アクセサリのパラメータは、以下の2つの場所で設定できます。

照明器具のオブジェクト情報パレットには、照明器具とそのアクセサリで共有されているパラメータが表示されます。アクセサリの編集リストで、編集するアクセサリを選択し(もしくは編集するためにすべてのアクセサリを選択し)、照明器具のプロパティで説明されているとおりにパラメータを設定します。

アクセサリのオブジェクト情報パレット(アクセサリ編集モードでのみ使用可能)には、アクセサリの位置および回転角度を微調整するためのその他のパラメータが表示されます。アクセサリを調整するの説明に従って、パラメータを設定します。

アクセサリの挿入、編集、および削除の詳細は、アクセサリを管理するを参照してください。

ワークフロー:アクセサリシンボル定義を作成する

図面領域でアクセサリを挿入または削除する

アクセサリ編集モード

アクセサリ編集モードでアクセサリを挿入する

アクセサリを調整する

照明器具のプロパティ